まあ あの頃はほんとうに
何度か いや何度も これはいったい部活なのか と思いました。そしてそう言いました。
大げんかしたとか、ぶつかったとかそんなつもりも毛頭ありません。
このままでは マジで部活でもなんでもない。
それだけです。
あの時 言わなかったことがあります。
それを言います。
俺が強く思っていたことで 言わなかったこと。
言うタイミングもなかったし、言うべきでもなかったこと。
それはこの学年11人は最後の大会に全員出るほうがよい、ということ。
学年によって、実力の度合いや結合具合やそこまでに至る過程もそれぞれ異なるので、その解答は違ってくるけれど、この11人に関してはそれがよい、と思っていました。
それがいろんな意味で、もちろん大会で結果を残すためにも最良の方法であると。
よしんばあの案が採用されていたら、君たちのうち何人かは最後の大会に出ていません。4人か5人か、出ていません。
そして結果も出ていません。
俺は顧問をしていないし、このブログも書いていない。
この仕事 ほとんど勘で勝負しています。そして少しばかりの経験と。
ただあの日があったからより強くなれたのだと確信しています。だから何事も上手く行くことがいつもいいとも限らない。
人が生きていくとはそういうことです。
傷ついたり 傷つけたり 本気でやっていると避けがたくそんな日がおとずれる。
そこをどう乗り越えていくかが その人の力となっていくのだと思います。
今となっては笑える出来事になりました。
そしてあの日にはこういう結末になるとは誰も知らない。
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